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打者・大谷翔平、4月の軌跡~メジャーデビューから一ヶ月 [大谷 打者]

打者・大谷、出場16試合、打率.339、本塁打4本、14打点。投手・大谷、3勝1敗、防御率 4.10。2018年5月8日現在における大谷翔平の成績だ。
2018年3月29日の開幕戦、第一打席の初球をライト前へ初安打で鮮烈なメジャーデビューを遂げた大谷翔平の一ヶ月を振り返った。
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メジャーリーグで確固たる二刀流を証明した大谷


2018年春季キャンプでの大谷の成績は、打者として打率1割台、投手として防御率27.0。この数字によって、米国中のメディアは騙された格好となった。
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『マイナーリーグスタートをさせるべきだ』といった声が高まる中、当の本人大谷は『日々、調子は上がっている』と、多くのメディアの雑音をまったく気にしていなかった。
大谷はまさにメジャーリーグにアジャストしていくため、実りある調整に費やした春季キャンプであった。キャンプ終盤では連続してスプリットを多投していたことでもその真意が伺える。

MLB春季キャンプ(2018)~大谷語録 >>
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しかし、
メジャーリーグが開幕すると、その開幕戦から大谷の快進撃が始まる。

[野球]3月29日 開幕戦 対オークランド・アスレチックス戦(大谷翔平メジャーデビュー戦で初安打)
8番DHスタメンで初打席初球を初安打(ライト前ヒット)。
右腕ケンドール・グレイブマン投手の内角低めカットボール。
5打数1安打、1三振1残塁。
6対5でアスレチックスが勝利。

[野球]4月3日 対クリーブランド・インディアンス戦(初本塁打)
8番DHスタメンで第1打席、2死二、三塁の2-2から右中間スタンドへ初本塁打(3ランHR)、初打点。
2年連続2ケタ勝利のジョシュ・トムリン投手の内角低め74マイル・カーブ。
4打数3安打(1本塁打)3打点2得点、1三振2残塁。打率.444、OPS:1.222
13対2でエンゼルスが勝利。
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[野球]4月4日 対クリーブランド・インディアンス戦(2試合連続本塁打)
8番DHスタメンでサイ・ヤング賞2度受賞の右腕コリー・クルーバーから92マイルの速球をセンターへ2試合連続本塁打(2ランHR)。
5打数2安打(1本塁打)2打点1得点、1三振。打率.429、OPS:1.286
3対2でエンゼルスが勝利。

[野球]4月6日 対オークランド・アスレチックス戦(3試合連続本塁打)
8番DHスタメンで右腕ダニエル・ゴセット投手からソロ本塁打。
4打数1安打(1本塁打)2打点1得点、1四球1三振。打率.389、OPS:1.310
13対9でエンゼルスが勝利。

[野球]4月10日 対テキサス・レンジャーズ戦(初代打)
初のピンチヒッターで無安打。
11対1でエンゼルスが勝利。

[野球]4月11日 対テキサス・レンジャーズ戦
8番DHスタメン。
3打数1安打1打点1得点、1四球1三振1残塁。打率.364、OPS:1.190
7対2でエンゼルスが勝利。

[野球]4月12日 対カンザスシティ・ロイヤルズ戦(初3塁打)
8番DHスタメンで7回2死満塁から走者一掃の3塁打を放つ。
4打数1安打3打点、1四球1三振2残塁。打率.346、OPS:1.183
7対1でエンゼルスが勝利。

[野球]4月13日 対カンザスシティ・ロイヤルズ戦(初の7番DHで今季3度目のマルチ安打)
4打数2安打1得点、1三振2残塁。打率.367、OPS:1.191
5対4でエンゼルスが6連勝。

[野球]4月19日 対ボストン・レッドソックス戦(初の6番DHで無安打)
4打数無安打、3三振4残塁。打率.324、OPS:1.054
8対2でボストンが勝利。

[野球]4月20日 対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦
6番DHスタメン。4打数2安打。打率.342、OPS:1.048
8対1でサンフランシスコが勝利。

[野球]4月22日 対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦(初の4番DHで安打)
4打数1安打、2三振1残塁。打率.333、OPS:0.997
4対2でサンフランシスコが勝利。

[野球]4月27日 対ニューヨーク・ヤンキース戦(初の5番DHで4号ソロ本塁打)
2打数1安打1打点1得点。打率.341、OPS:1.065
大谷はこの試合で31打席ぶりの先制のソロ本塁打を放ったが、5回ニゴロの際、1塁へ全力疾走。不慣れな1塁を守っていたヤンキースのニール・ウォーカーが1塁ベース上に突っ立っていたため、それを避けようとした大谷は左足首を捻ってしまった。
4対3でニューヨークが勝利。
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【編集後記】
最も注目すべき数字がOPS(出塁率と長打率とを足し合わせた値)だ。OPSの評価レベルは7段階になっており、もっともハイレベルなのが.9000以上であることから、大谷の4月の打撃成績におけるOPSが1.065であるのは、驚異的な数字である。


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